ジェームズ・スペイダーについて

ジェームズ・スペイダーについて

アメリカの俳優のジェームズ・スペイダーが好きです。このごろはだいぶ年を取った感じで人の好さそうなおじさんという雰囲気になってしまいましたが、若いころの美しさ、かっこよさは最高でした。彼自身育ちがいいWASPということもあって、最初のころはエリートを鼻にかける嫌みな悪役みたいな役が多かったです。美しいけれども少し影のある感じで、そのあたりがダークヒーロー向きだったのかもしれません。彼の魅力が最高に生かされていたのが、スティーブン・ソダーバーグ監督の「セックスと嘘とビデオテープ」です。繊細なひきこもりの青年を演じて、他の人では絶対に出せない味を出していました。黒いシャツとジーンズが、彼のブロンドの髪の毛の色によく映えていました。これでカンヌ映画祭グランプリを受賞したわけですが、ジェームズ・スペイダーの持ち味を完璧に引き出したソダーバーグ監督はすごいと思いました。他にも、ジョン・キューザックが野心的な青年を演じて、その被害者となるような人のいい友人役とか、友情もので騙されたりする側の役をやっていたりしました。「ぼくの美しい人だから」は、恋愛ものの傑作です。スーザン・サランドンというベテラン女優との絡みがとてもうまくいっていたと思います。ジェームズ・スペイダーの魅力を語り始めたらネタが尽きないのですが、まずはこういった作品がおすすめですね。